在宅点描（10日目／11日目）

昨日ネットが終わっていて更新できませんでした（元気が出なくてオモコロチャンネル見まくってたら通信制限になっちゃった）。
今日のぶんと合わせています。合併号だ。

二日ぶんなのでお経のように長いです。同じ長い文章なら憲法とかを読み直したほうが有益です。あと虫の話とかをしています。虫がダメな人は憲法を読もう。

8時起床。
なぜか昨日の夜全然寝付けなくて、目を瞑ったと思ったら一瞬で目がさめた、ような感覚。眠りが異常に浅い。「眠りが浅い」と自覚したこと自体がとても久しぶりな気がする。徹夜をした日の感覚に近い。最悪の月曜日。

3度目のリモート朝礼。
もともと在宅勤務は2週間程度の予定だったのだが、その話はもう遥か遠くに流されてしまっている。あれはなんだったのだろう。
収束まで一年かかるかもしれないらしい。臨時的なものとして在宅をやっているけど、もうそろそろ在宅としてのライフスタイルを確立させる必要があるのかもと思う。運動の機会を作らないと。

午前中はひたすら会議。スーン。お昼にたけのこご飯ののこりとポテトサラダののこりと鮭フレーク。おいしいね。昼休みにお皿を洗うことが日に日にめんどうになってきている。なんとかまだ洗っている。えらいね。
友達から久しぶりにLINEで連絡が来てすこしやりとりをする。仕事の話とか。人に会う機会が圧倒的に減っているぶん、チャットでのやりとりがどんどん饒舌になっている気がする。文字で「饒舌」って言うのも変な話だけど。どんどん話し言葉に近づいている。ああ。その友達とは秋と冬の間くらいの季節に北浜でおいしいカレーを食べた。川沿いの風。話しながら天満橋まで歩いたこと。普段乗らない谷町線で帰ったこと。ああ。全部が恋しいな。

午後からは本当にひまで、できる限りぐうたらしながら残っている些細な仕事だけをやる。夕日があたたかくて眠い。これは在宅だから仕事がちゃんと降りてきていないのか、世の中のせいで純粋で仕事に減っているからなのか、わからない。会社にいたら隣に先輩がいて、すぐ聞けるんだけど。

夕方になって先輩から電話があり、仕事をいくつかもらう。仕事が増えるのはいつも夕方から。結局退勤は八時過ぎになる。なぜ……。

夜は高校の同級生とやりとり。久々にたくさん喋った。喋った、というか、文字ですが。つらいことはつらいと言わないとな。会話は楽しかったけど、睡眠時間が短かった弊害かすぐに眠気がくる。わりと早めに就寝。

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今日。7時半に目がさめる。「バチッ」という音が聞こえそうなくらいはっきりとした目覚め。昨日との落差に震える。体が狂ってきているのだろうか？　怖い。
天気がいいので布団を干そうとベランダに出たら、ブラックキャップ（屋外用）の周りでダンゴムシが大量に死んでいて一気にテンションが下がった。効き目はわかったけど目に見える形で効き目を教えられるとつらい。ダンゴムシなんて引っ越してから一度も見たことなかったのに。引き寄せることなくない？　ベランダ用のほうきをAmazonで注文する。早く届いてほしい……。

今日も仕事がない。少しだけある仕事（少しだけあるというのが、絶妙にだらけてしまうので本当に厄介。休めた方が楽だね）をやる。と、Adobeが二ヶ月無償で延長できたことを思い出して自分のAdobeCCの手続きを済ませる。ありがたい～～。タイミングがほんとうに悪くて、Adobe5月モリサワ6月と結構しんどいスケジュールだったので、Adobeだけでもずらせたのが結構助かった。貯金はあるものの……。そういえばボーナスが出ないことが正式に決まったらしい（週末に同期でビデオ通話飲み会を開いたのだけれど、その時に聞いた）。基本給アップの話も中止。減給はなんとか免れたらしい。社員の減給の可能性まであったのか、と驚く。確かにこんな状況で普通にお給料をもらえていることの方がおかしいし、ボーナスもまあ、ないのは仕方ない。
とはいえ、昨夏のボーナスをもらってから今までの期間を振り返ると、精神的にしんどい案件がいくつかあったし、何より能力の評価をしてもらえるタイミングが賞与をもらうときなので、評価される機会がなくなったと捉えるとそれはそれでかなりつらいなとも思う。そう思うと国からもらえるらしい10万円は、経済的には一時しのぎにはなるかもしれないけど、救いきれないことはたくさんあるし、それらすべての保証を国に求めるのは限界があるのだろう。政治に対して批判も擁護もする意図のない感想ですが（こういう注釈を書かないと政治の話をするのが怖い自分が嫌だな～）。

もはや日記ではないな。

そういえば、少し前に上司の発案で渋々出したコンペがあったのだけれど、今日一次審査を通過したとの連絡が来た。デザインは一切関係ない（だから渋々だった）やつで、本当に、何？　というものだったので、憂鬱だったけど。チャットで報告をしたらみんなから「おめでとう！」と滝のようなレスが来てちょっと感動した。チャット世代なので。昔入り浸っていたお絵かきチャットのことを思いだした。

昼、自炊に耐えきれずスーパーに買い出しに行く。お米もなかったし。日光も浴びたかったし。ラップもなかったし（ラップがないと炊いたご飯や食パンが冷凍できなくなってとても困る。必要必急）。通帳記帳も。と思ったらスーパーも銀行も激混みで、感覚を空けず並ぶ者、ネットで今話題の家族総出で買い出しに来ている者、などなど、とにかく最悪でした。日中は街に出ない方がいいですね。角切りのサーモンがいっぱい入っているサラダを買ったらサーモンだと思っていたものは全部にんじんだった。それと、近くのパン屋さんで買った海老カツサンドイッチ。久しぶりに並んでいるいろんな料理を選ぶという体験。最近本当に王将とサイゼリヤのことしか考えていないよ。毎日メニュー見てるし。サイトで。

今日もまた夕方から少しだけ仕事を頼まれてやって、ほどほどの夜の時間に退勤した。

最近思うけれど、ゴミ出しとかちょっとした買い出しで外に出た時に触れる空気のぬるさにびっくりする。季節感を、天気予報で表示される気温とベランダからの日光くらいでしか判断できなくて、セーターとか来て外に出たら「あ違うわこれ」という感じ。季節からどんどん置いてけぼりにされている。ダンゴムシの死骸を見た時も「え、もう虫が登場する季節？」と思ったし、それは季節がおかしいんじゃなくて私の感覚が冬で止まっているだけなんですよね。このまま夏が来たらどうなっちゃうんだろう。単純に光熱費が怖い……。心細さとは違う、これまで感じたことのないタイプの不安にさいなまれ始めております。とりあえずほうき、早く届いてほしい。終業。